143

「LAWSON presents TrySail 10周年出航ライブ “FlagShip” in 日本武道館」に両日参加してきた

タイトルそのまま。
2025/3/1、3/2に行われたTrySailの10周年ライブに両日参加してきた。
最終公演後にまとめようと思ったが、思い出という箱に閉じ込めているだけじゃ物足りない気がしたので今更だが簡単に綴っていく。

 

こうしてプラットフォームを利用した形で感想を綴るのは久々なので、実質的には初めてのような、そんな感覚。
それ程自分にとって、今回のライブは心を打たれ、デカい感情が生まれた機会だったのかもしれない。

私はTrySailのツアーは1stから今回の武道館ライブまで全通してきた。

しかし、このライブに両日参加することは迷っていた。

TrySail熱が冷めたとか、そんな理由ではなく、仕事と体調の面。

年々体力の衰えが著しく、仕事に行くために外出するのも一苦労って感じで。

そんなん言っても両日のチケットを握ってるし、エンカや打ち上げも決まってるし、ここまで追ってきたんだ、10周年ライブを最初から最後まで目に焼き付けなきゃいかんだろ、でもなぁ......と我ながら優柔不断が鼻につく。

 

話は変わるが、自分がTrySailを本格的に応援すると決めたきっかけが雨宮天トラハモだった。

最初は雨宮天TrySailのメンバーとして活動することに関して、そこまで関心がなかった。

そんな中、ひょんなことからTrySailがパーソナリティを務めるラジオ(トラハモ)が始まった。

それこそ最初は関心はなかったし、3人も初々しい感じでトークを頑張っており、普通のラジオ感覚で聞いていた。

けど回を重ねるに連れて3人の人柄や個性的なワードセンス、蟠りが解けたような雰囲気が伝わってきて、興味が湧いてきた。

それこそ天さんが着飾らず、等身大で2人と接している様子が伝播してきて、麻倉もも夏川椎菜のことも気になってきた。

麻倉ももの独特なワードセンスと世界観を持っている感じ。

けど気遣い上手で盛り上げ上手な性格。

夏川椎菜は年上2人に振り回されながらも根本にある真面目な性格が伝わってくる。

稀に見せる最年少の愛嬌。

そんな感じでだんだんとTrySailの魅力に惹かれていき、色々なイベントに参加するようになった。

 

そして10年を経て、今に至る。

文字だけ見ると長いように感じるが、体感時間ではそこまで長くないし、寧ろあっという間だった。

それでも10年という年月は今のTrySailの土台を形成したと考えるといい意味で長かったようにも感じる。

10年経過したからといってTrySailの根本は変わってないなと今回のライブを通して思った。

笑顔で寄り添い合う3人の姿はこの先も変わらないものであってほしい。

 

3人の話題とは打って変わって、ファンの話。

九段下駅行きの電車に乗車するライブTシャツを着たファン、九段下駅から武道館までの坂道を上るファン、そして武道館を見渡すと際限なく視界に映し出されるファンの姿。

十人十色、多種多様なファンが一点に集う、あまりにも壮観だった。

 

ここからはセトリの話をしていこうと思う。

全曲の感想を書いていたらキリがないので印象的だった曲の感想をざっくりと書いていく。
何より記憶が曖昧なので細かく書ける自信が無い。

セトリ

Day1 : 3/1(土)
1.High Free Spirits
2.誰が為に愛は鳴る
3.WANTED GIRL
4.そんな僕らの冒険譚!
5.はなれない距離
6.オリジナル。
7.Fanfare!! (麻倉ももソロ)
8.Blue Christmas for You (雨宮天ソロ)
9.パレイド (夏川椎菜ソロ)
10.センパイ。
11.Truth.
12.コバルト
13.ごまかし
14.Lapis
15.TryAgain
16.primary
17.ホントだよ
18.バン!バン!!バンザイ!!!
19.Free Turn
20.マイクロレボリューション
21.adrenaline!!!
22.華麗ワンターン

ENCORE

23.Youthful Dreamer
24.ひかるカケラ
25.声のシンフォニー

Day2 : 3/2(日)
1.High Free Spirits
2.誰が為に愛は鳴る
3.WANTED GIRL
4.そんな僕らの冒険譚!
5.whiz
6.azure
7.シャドウボクサー (夏川椎菜ソロ)
8.Eternal (雨宮天ソロ)
9.花に赤い糸 (麻倉ももソロ)
10.センパイ。
11.Truth.
12.コバルト
13.ごまかし
14.Lapis
15.TAILWIND
16.マイハートリバイバル
17.ホントだよ
18.バン!バン!!バンザイ!!!
19.Free Turn
20.マイクロレボリューション
21.adrenaline!!!
22.華麗ワンターン

ENCORE

23.Youthful Dreamer
24.ひかるカケラ
25.声のシンフォニー
26.adrenaline!!!

 

DAY1

High Free Spirits

ライブでは欠かせない曲なのでかなりの盛り上がりを見せた。

何より3人の「武道館!!!」という掛け声が会場の興奮を更に焚き付けた。
(確か)1曲目にこの曲を持ってくるセトリは過去に無い例なので、手始めからエンジン全開で飛ばしてくるTrySailはまさにマッスルユニット。

・WANTED GIRL
この曲の前に披露されたシリアス路線の2曲とは打って変わって明るく、コールが楽しい曲。
イントロと同時に流れた「1、2、3」のコールで会場の雰囲気がガラッと変わった。

 

・そんな僕らの冒険譚!
TrySailの単独ライブでは初披露であり、新曲であるこの曲。
曲の象徴とも言えるフラッグを使ったパフォーマンスが見られ、観客側も同様にフラッグを使って一緒に遊んだ。
何より楽しそうに歌い、動き回る3人が素敵だった。
Trysailの魅力が詰まった曲だなぁとしみじみ思うなど…。

 

・Fanfare!! (麻倉ももソロ)
あまりにもライブ映えする、ライブに持って来いの曲。
コールが凄く楽しい。だからこそCD音源じゃ物足りなくなってしまうという現象が。
とにかく楽しすぎて今後麻倉さんの単独にも参加して、改めて回収したいなぁ、と思うなど。

 

・Blue Christmas for You (雨宮天ソロ)
正直、この曲が一番予想外だったかも。
Skyreach、JACKPOT JOKER、衝天辺りを予想していたので。。
新曲であり初披露であるこの曲。
当然だが、CD音源で聞くよりも180度違う迫力を感じた。
初披露の場に立ち会えて嬉しかったな。
ちょっとどころじゃない素敵なプレゼントをありがとう。

 

・ホントだよ
投票ランキング圧倒的1位だったらしい。
この曲は始発点からTrySailを繋いできたと言っても過言ではないと思っている。それほど大好きで、大切な曲。
なんといっても「めんどくさいなんて言わないで」の場面で腕を力強く振る天さんがとにかく可愛くて。
もちょの「よくできました!」も久々に聞けて嬉しかった。

 

・マイクロレボリューション
とにかくバックの映像が可愛い。

アメリカンダイナー且つロカビリー好きにはたまらない。
実は発売当時はあまり刺さらない曲と思ってたけど、今回のライブを通して大好きな曲になった。
サビ入りでエンジンがかかるあの感じが忘れられない。

 

・華麗ワンターン
ライブ終盤といえばこの曲。
今回はフルボッコゾーンと呼ばれるセトリではなかったが、いい意味で十分フルボッコにされた気がする。
また、みんなのコールを聞いてるとどんどん楽しくなってきちゃって。
本当に楽しかった、ジャン禁なのが悔やまれるレベルでテンションが上がった。
余談だけど、華麗ワンターンの衣装が一番好き。それだけ。

 

・シャドウボクサー (夏川椎菜ソロ)
シャドウボクサー×武道館はズルすぎる。
こんなの楽しいに決まってるじゃん!って。
コール難しかったけど、そんな不安を搔き消してくれるほどの熱量に全て持ってかれちまった。
未だに身体がシャドウボクサーを欲していると言わんばかりに、とにかく
”楽しかった!!”
その為に改めて回収したい。

 

・Eternal (雨宮天ソロ)
とにかくイントロが強いロックナンバーであるこの曲。
会場の空気がガラッと一変する。
感覚的には不思議なんだけど、歌声からは力強さと優しさが伝わってくる。
単独ライブ”SKY”で心に残った曲だったこともあり、改めて聞けて嬉しかった。

 

・マイハートリバイバル
ずっと楽しみにしてた曲。
この曲は遊び要素が多く、歌い方や声色のバリエーションが豊富。
炭酸グビっといけたし、天さんにカウンターキックを入れられたし、コールもペンライトも凄く楽しかった。
全力で遊べて幸せの一言に尽きる。

 

・バン!バン!!バンザイ!!!
バンザイ姉さんお墨付き?のバンザイ。
この曲でもフラッグを使った。
投票企画で投票し続けてきた中の1曲であり、今回のパンフレットで天さんがバンザイについて書いていて嬉しかった。
3人とファンのみんなとバンザイと手を上げる事が出来た2日間は10周年を祝うという意も込めれている気がして来るものがあったなぁと。

この瞬間噛みしめよう!
涙なんかブチ抜いて 最後は笑えるように
ババババン!ババン!バン!バン!!バンザイ!!!

ライブを終えたのちに歌詞を振り返ると印象がガラッと変わる気がする。

MCでも言ってたが、沢山辛いことがあったそう。

けど、こうして笑い話に変えられるレベルに成長した彼女たちの軌跡と重ねると込み上げる感情が湧いてくる。

 

adrenaline!!!(+W EC)
TrySailといえばこの曲なのだと。
エンカした際にもadrenaline!!!からTrysailを知ったという方が多かった。
Wアンコールでもこの曲が披露されたんだけど、予定には組み込まれていなかった様子が窺がえた。
ファンの声援に応える為に再びステージに上がった3人の様子を見る限り、そんな気がした。
ラストに3人で叫んだ「武道館!!!」は史上最高のadrenaline!!!だったと思う。

 

最後に。

改めてTrySailの新たな魅力に触れられたライブだった。
3人の人柄溢れる笑顔を見て、この3人だからここまで応援してこられたんだなぁと。
皆さんそれぞれの推しポイントはあるでしょう。
それが自分は笑顔と人柄なんだと思う。
全力ではしゃいで、全力で笑う。そんな3人に勇気付けられて頑張れているよ、と。
だからこそ苦を感じずに1stから20公演のOdysseyを経て今回の10th武道館まで駆け抜けることができた。

10周年を飾るテーマである「出航」というワードからはこの先もTrySailは止まらない、寧ろ今まで以上に進み続ける意思を感じた。
追加公演とベストアルバムの発売が発表されたことだし、まだまだ10th yearは終わらないだろう。

これからもTrySailの背中を追いたい。

大層なことを言っているかもしれないが、一緒に成長して様々な感情を一喜一憂に分かち合っていきたい。

 

長くなりましたが、10周年武道館ライブ本当にありがとうございました。

多方面に感謝を。

 

それでは。